「あのね、最近ずっと気になってることがあるんやけど、ちょっと聞いてくれる?
実はうちの孫たちがね、嫁の実家ばっかり行ってるんよ。」
うちは息子夫婦とそんなに遠くないところに住んでるんやけど、なんか嫁の実家にばっかり行ってるみたいで…。
嫁の両親と仲がええのはええことやと思うんやけど、うちにももうちょっと孫たちを連れてきてほしいんよね。
寂しいんよ、正直言って。うちの家が居心地悪いんやろか、とか、孫たちがうちに来ても楽しんでくれへんのちゃうか、とか、いろいろ考えてしまうんよ。
で、一番心配なのはお嫁さんが私のこと嫌いなんちゃうんか?ってこと。
嫁いじりなんかしたことないのにね…。
孫たちが大きくなるにつれて、うちと会う機会が減ってる気がして、なんか疎外感を感じるんよね。
この前も孫の誕生日やったんやけど、嫁の実家でお祝いしたみたいで、うちにはちょっとだけ顔見せに来ただけやったんよ。
なんかもうちょっと一緒にお祝いしたかったんやけど…。
お盆や正月も一泊だけして帰っちゃうし…。
どうしたらええんやろか。
息子夫婦に直接言うのもなんか気が引けるし、でもこのままやったらどんどん寂しくなっていく気がするんよ。
孫たちがもっと気軽にうちに遊びに来てくれるようにするには、どうしたらええんやろか。なんかいいアドバイスあったら教えてほしいんやけど…。
お隣の家でお茶をすすっていると…
「最近、ほんまに寂しいんよね」
と、私はお隣の由美さん宅でお茶を飲みながらぼそっとつぶやいた。
由美さんは、うちと同じく孫がいるけど、話を聞く限り全然違う生活を送っているみたいだ。
「そうなん?うちはね、新築にしたら孫たちが毎週来ちゃってもうヘトヘトよ。でも、嬉しい悲鳴ってやつね」
と由美さんが笑いながら話す。
その言葉を聞いたとき、私はふと考え込んでしまった。
孫たちが毎週遊びに来てくれるなんて、なんて素敵なことだろう。
うちは、嫁の実家にばっかり行ってしまって、うちに来るのはたまに顔を見せにくるくらいだ。
由美さんの話を聞いていると、ますます自分の家が孫にとって居心地の悪い場所なんじゃないかと不安になってしまう。
その夜、夫に思い切って相談してみた。「ねえ、うちも新築にしたら孫たちがもっと来てくれるかな?由美さんのところみたいに、もっと孫たちと時間を過ごしたいんやけど…」
夫は驚いたような顔をしたが、しばらく考え込んだ後に「新築はちょっと無理かもしれんけど、リフォームなら…」とつぶやいた。その言葉に私は少し希望が見えてきた。
それからというもの、夫と一緒にリフォームの計画を立て始めた。
新しい風呂、トイレを新品に取り替え、木目の美しい内装、そして憧れのアイランドキッチン。
夫も私も、少しずつ新しい家のイメージが膨らんでいった。
リフォームが完了するまでに半年ほどかかったけれど、その間も楽しみで仕方がなかった。
リフォーム完了!孫以上に喜んだのはまさかの!?
リフォームが完了し、新しい内装が見事に仕上がったとき、還暦をすでに迎えていた私の心にウキウキとした気持ちが湧き溢れるようだった。
「なんか私らも若返ったみたいやね」
隣に立つ夫も頷いていた。
さっそく私は息子夫婦と孫たちを招待することにした。
『うわぁ!キレイ!!』
孫たちの目がキラリと光った。
アイランドキッチンで孫たちと一緒に料理を楽しみ、風呂で遊んだり、トイレも使いやすくなって大満足の様子。
「おばあちゃん、また来てもいい?」と孫たちが目を輝かせて言ってくれたとき、私は心の底から嬉しくて、涙が出そうになった。
でも、孫以上に喜んでいたのは嫁の方だった。
キッチンから離れないんよ、あの人…(笑)
「やっぱりアイランドキッチンって女性にとっては憧れやねんな。私の歳でもウキウキするのに、あの年代ならもっとウキウキするんやろな…。」
そんなこと考えながら孫とトランプをしている私。
リフォーム以来、お盆と正月は必ず孫が来てくれるようになった。
お嫁さんも相変わらずアイランドキッチンにベタつきでお料理や洗い物を喜んで手伝ってくれる。
この年になって孫と遊ぶのは骨が折れるけど、心地よいヘトヘト感を感じています。
リフォームして本当に良かった。由美さんの話をきっかけに、新しい風が私たちの家に吹き込んできたようだった。
もし、今お孫さんに会えない状況で悩んでるなら、
お嫁さんが来たくなる家
にしてみるのも一つの手かもしれません。
私はここで見積もりしてもらってからリフォームをしました。
無料なので「どのくらいかかるの?」か聞いてみてはどうでしょうか。
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